MEEQの詳しい説明や料金プラン、各種オプションなどについて知りたい方はこちらから説明資料をご確認ください。
様々な業界のMEEQ成果事例をまとめた事例集をご用意しております。ぜひご覧ください。
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長い海岸線が特徴の和歌山県では、台風や高潮、津波といった自然災害から県民の生命と暮らしを守るため、沿岸部の土木構造物の整備・修繕業務に加え、潮位の常時モニタリングを行っています。県独自に県内3か所の港に設置した計測用機器から24時間体制で潮位データを送信し、県のホームページで公開することで、県民の防災意識の向上にも役立てています。
そうしたなか、これまでデータ送信に利用していた有線専用回線の廃止に伴い、通信環境の切り替えが必要となりました。
従来の課題だった通信コストの削減を目指す一方で、行政の会計ルールに対応できるか、また災害時でもデータを途切れさせない通信品質を保てるかが大きな選定のポイントでした。
これらの課題を解決するための手段として採用されたのが「MEEQ
SIM」です。MEEQでは行政の会計ルールに対応。年間通信コストを従来の数分の1まで削減するとともに、24時間安定した通信を実現し、防災インフラの運用を支えています。
今回は、和歌山県 県土整備部 港湾空港局 港湾漁港整備課 津波堤防整備室のご担当者様に、MEEQ導入の経緯や選定の決め手、導入後の効果について詳しくお話を伺いました。
「和歌山県は、その長い海岸線ゆえに、以前から台風による高潮や巨大地震に伴う津波など、さまざまな自然災害と向き合い続けてきました。県民の生活を守るため、県土整備部港湾空港局では沿岸部の堤防や護岸といった土木構造物の整備・修繕に尽力するとともに、県内3か所の港において潮位の常時モニタリング体制を独自に構築。24時間体制で潮位データを収集・グラフ化し、ホームページ上で常時公開することで、地域全体の防災意識の向上につなげてきました」
県独自の取り組みとして湯浅広港・串本港・新宮港に潮位を計測する機械を設置し、データを収集・公開することで、県民の安心・安全を支え続けてきた和歌山県。従来はデータを県庁へ送信するために有線専用回線を用いていましたが、同回線の廃止決定に伴い、通信環境の切り替えおよび無線化という新たな転換期を迎えました。
「地方自治体では原則として、契約事業者への支払いを会計ルールに沿って確実かつ速やかに行う必要があります。中でも重視していたのが、請求書払いに対応していること。既存の法人向けSIMサービスやクラウド通信プランではクレジットカード払いが主流な中で、MEEQでは月額請求書払いに対応していると知りました。また、翌々月払いだと年度替わりの会計処理に支障が出てしまうため、請求書を受領した月の翌月の支払いが可能なことも決断のポイントでした」
会計年度を厳格に管理する自治体において、請求のタイミングは重要な判断材料になったと、担当者様は話します。翌々月請求の場合、3月末(年度末)の利用分が新年度(5月)にずれ込んでしまい、会計処理が複雑になるリスクを抱えます。利用月の翌月月初に請求書が送付されるというMEEQのスピーディーな対応は、自治体の年度替わりの事務作業を滞りなく進める上で極めて大切な要件でした。
今回の回線移行において、最も大きな課題となっていたのが通信コストの大幅な削減です。これまで和歌山県では、設置された潮位計測機器からの潮位データ送信に有線専用回線を使用しており、その通信コストは年間で百万円超となり大きな負担となっていました。
「私どもは地方公共団体ですので、今回の事業者選定において、当然ながらコストパフォーマンスが一番の比較ポイントになりました。月額定額で運用できる『MEEQ SIM』を採用したことで、年間通信コストを従来の数分の1へと大幅に削減できました」
「MEEQ SIM」導入のメリットは、価格だけではありません。防災インフラにおいて最も重要視されるのは、24時間365日止まることのない「通信の信頼性と安定性」です。和歌山県では、県内沿岸部の潮位データを常時観測してホームページ上で公開しているため、災害時はもちろん平時においても、潮位データの欠損が許されない確実な通信品質が求められていました。
「潮位データは24時間常に観測してグラフ化処理を行っているため、潮位データに欠損が生じることは私どもとしては非常に厳しい問題です。そのため、有線から無線へ移行するにあたっても通信品質の確保は必須でしたが、その後もデータの欠損などは一切なく、安心して利用できています」
「MEEQ SIM」の導入により、コスト削減と安定したデータ収集環境の両立を実現した和歌山県。今後に向けた取り組みとして、県内に点在する計測拠点の全面的な無線化およびMEEQへの移行を推し進めるとともに、収集した潮位データを活かした地域防災のさらなる強化を見据えています。
「現在、潮位観測ポイントのうち2か所で『MEEQ SIM』を導入していますが、今年度の機器更新のタイミングに合わせて、残る1か所についても10月頃を目途に無線への切り替えを予定しています。これで県内すべての観測拠点において無線化が完了する見込みです」
安定した通信によって支えられるリアルタイムな情報発信は、県民の防災意識を高める上で大きな役割を果たしていると、担当者様は話します。
「庁舎に送られてくる潮位データをグラフ化してホームページで常時掲載することで、県民の皆様に日頃から見ていただき、防災への意識を高めていただくきっかけになればと考えています。平時はもちろんのこと、いざというときにも確実な情報を届けられるよう、今後とも潮位データの欠損がない安定した通信運用が続いていくことを期待しています」
自然災害の脅威から県民の安心・安全な暮らしを守るため、和歌山県の防災モニタリングをミークの通信インフラがこれからも支え続けていきます。
プロジェクト担当者部署・役職:県土整備部 港湾空港局 港湾漁港整備課 津波堤防整備室
ウェブサイト:https://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/082500/index.html