太陽光発電の遠隔監視を支えるMEEQ SIM
閉域網でセキュリティを強化、柔軟なプラン設定でコストも最適化

株式会社オルテナジー 様

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MEEQ 閉域ネットワーク接続

MEEQ 閉域ネットワーク接続

2050年のカーボンニュートラル達成に向け、普及が急がれる再生可能エネルギー。オルテナジーは2010年の設立以来、太陽光発電の普及に貢献しています。発電所の建設、保守などをトータルに手掛け、オンサイトPPA((顧客敷地内に設置した設備から、電気を供給・販売する仕組み))事業にも、他社に先駆けて取り組んできました。

太陽光発電所の運用において、重要な役割を果たしているのが遠隔監視システム。発電量や日射量、発電の妨げとなる積雪の量などのデータをリアルタイムで管理者のもとに送り、不具合の発生時にはアラートを発します。オルテナジーはこの遠隔監視システムも独自に開発。そのデータ通信に「MEEQ SIM」が活用されています。

脱炭素社会への移行を支える太陽光発電。遠隔監視システムはその生命線であり、エネルギーの効率的な活用を可能にするツールでもあります。現在、太陽光発電所のサイバーセキュリティ対策に注力しているオルテナジーが「MEEQ SIM」を選んだ理由、実感しているメリットなどについて、調達グループの萩原 聡子さんとシステムグループの車 武松さんに伺いました。

遠隔監視 ダッシュボード画面
遠隔監視 ダッシュボード画面
株式会社オルテナジー システムグループ 車 武松さん
株式会社オルテナジー システムグループ 車 武松さん

課題/ソリューション

課題
  • 毎回のSIM発注に伴う事務的な工数を減らしたい
  • 通信環境へのサイバー攻撃による停電等のリスクをなくしたい
  • データ通信量の少ない新規事業のニーズに合わせ、通信コストの無駄を省きたい
ソリューション
  • 簡単にSIMを発注でき、通信量チェックもしやすいコンソールを提供
  • インターネットから分離された閉域網で高いセキュリティを確保
  • 必要十分の通信量を確保しつつ、料金を抑えた独自プランを設定

SIM発注の手間を大幅カット。
コンソールでの一元管理で「対照表」も不要に

以前使用していた他社のSIMは、価格設定はリーズナブルで納得感があったものの、実務面では発注手続きに大きなストレスがありました。「入金後にSIMを発送」がルールとなっていたうえ、一枚ずつの発注を余儀なくされるなど、SIMの運用管理を担う萩原さんにとって、こうした手続きは業務上の大きな負担となっていました。

「費用感は変わらない範囲で、もっと使い勝手のよいサービスがあれば」と考えていた萩原さんが、総務担当者から紹介されたのが「MEEQ SIM」。コンソール画面から手軽にSIMを発注できることに加え、問い合わせへのレスポンスの早さも信頼感につながり、切り替えを決断しました。

発注手続き以外の面でも、MEEQのコンソールは業務を大きく変えました。
以前は、SIM電話番号と固定IPアドレスの紐付けはクラウド画面で確認できたものの、「どのクライアントのどの設備に使われているか」を把握するためには、社内で別途、対照表を作成・管理する必要がありました。一方、MEEQのコンソールではこうした付帯情報を直接入力できるため、対照表が不要に。通信量の確認も一画面のみで完結するようになりました。

さらに、コンソール上のデータをCSV形式でダウンロードできる機能も、萩原さんのお気に入りの一つです。

「定期的にダウンロードしたデータをログとして保管しておくことで、過去の通信状況をいくらでもさかのぼって確認できるようになりました。類似案件の通信量を参照したい際など、見たいデータにすぐたどり着けるので重宝しています」(萩原さん)

事業展開の変化に適応できる、
MEEQの柔軟なサービス

閉域網の活用で、クライアントの負担を増やすことなくサイバー攻撃に強い通信環境を確保

「MEEQ SIM」の導入から数カ月後、オルテナジーは太陽光発電所のサイバーセキュリティ対策に注力する方針を打ち出しました。一般に、太陽光発電関連のネットワークはセキュリティ対策が手薄なケースが多く、万一サイバー攻撃を受けた場合には、停電等による被害が予想されます。今後、社会的に太陽光発電への依存度が上がっていけば、サイバー攻撃で発生する停電の規模も大きくなるはず。発電所を運営する事業者にとって、サイバーセキュリティへの対応は今や避けられない課題となっています。

太陽光発電所のセキュリティ強化の手段として、オルテナジーが選択したのは閉域網の活用でした。通信データがインターネットを経由しない環境ができれば、サイバー攻撃を受けるリスクは格段に小さくなります。

「ネットワークを閉域化することが決まったのはMEEQの導入後ですが、ちょうどMEEQに閉域網のプランも用意があったので、そちらを選択することになりました。ソニーグループ発の会社であればネットワークの堅牢性も信頼できますし、クライアント先の各種IoT機器の中にはキャリアが限定されるものもある中、3キャリア対応のサービスなら安心です」(車さん)

オルテナジーの事業戦略において、重要な役割を担う独自の遠隔監視システム。その競争力の核を担う「セキュリティ」を通信の面から支えているのが、「MEEQ SIM」です。

新規サービスの開始を受け、通信量を最適化した独自プランを設定

2024年11月、オルテナジーは新たなサービスをスタートしました。発電した電気のすべてを電力会社に売却する「全量売電」向けのパワーコンディショナー(発電した電気を直流から交流に変換する機器)のレンタルサービス「パワまる」です。

発電した電気を自社工場などで使う場合には、IoT機器の初期導入時に工場内の高圧受電設備などとの接続作業も必要になり、大量のデータ通信が発生します。一方、「パワまる」事業の場合、初期設定は基本、機器を設置するのみで済み、通信量が増大する心配はありません。

オルテナジーでは従来、1GBプランで「MEEQ SIM」を活用してきました。監視装置の初期導入や発電設備の不具合対応などでスタッフが作業を行い、一時的に通信量が増えることがあっても、クライアント先の監視画面の表示速度が落ちることのないよう、一定の余裕を持たせたプラン選択です。しかし、イレギュラーな通信がほぼ発生しない「パワまる」事業にこの1GBプランをそのまま適用すると、毎月の通信量が大幅に余ってしまうことが想定されました。

「MEEQのご担当者に相談したところ、『パワまる』事業に適した容量設定でコストを抑えられるよう、独自に500MBのプランを用意いただけることになりました。変化の激しい太陽光市場のニーズに合わせ、積極的に新規サービスを投入している当社にとって、こうした柔軟な対応は助かります」(萩原さん)

設置から10年ほどで寿命に達するパワーコンディショナーは昨今、交換時期を迎えるケースが増えています。この好機を活かしてサービス導入の拡大を図る「パワまる」を、「MEEQ SIM」は最適なプランで力強く支えていきます。

パワまる

日本の産業を支えるインフラとして、太陽光発電を広め、運用を進化させていく

設立から17年目を迎え、太陽光発電の事業者として存在感を増すオルテナジー。太陽光エネルギーがより手軽に、かつ安全に活用される未来を見据え、業界をリードする取り組みを着実に進めています。今後の注力ポイントについて、萩原さん、車さんそれぞれに伺いました。

「昨年3月、IoT機器を対象にした国のセキュリティ評価制度『JC-STAR』の運用が開始されました。当社の機器もJC-STARの認証を取得しており、セキュリティに強い太陽光発電関連サービスを提供する事業者としての認知の確立を図ります。今後もMEEQの閉域網を核に、より多くのクライアントが安心・安全に太陽光発電を活用できるよう、サポートしていきます」(萩原さん)

「従来のエネルギー供給は、大規模な発電所から各地に電力が送られる集中型でしたが、これからは各地で発電した電力を集め、再分配する分散型へと移行する時代です。私たち事業者は、太陽光発電の普及を業界全体で加速させるとともに、発電効率を向上させ、余剰電力はスムーズに融通する仕組みをつくることも重要。その基盤となるのが監視システムを介した電力プラットフォームです。国のインフラとして、多くの産業を支えるプラットフォームに育てるべく、引き続きMEEQの閉域網を活用して進化させていきます」(車さん)

オルテナジーが描く太陽光エネルギー活用の未来に、ミークはこれからも最適な通信ソリューションを提供し続け、その実現に貢献していきます。

導入企業様情報

株式会社オルテナジー

株式会社オルテナジー

プロジェクト担当者部署・役職:調達グループ 萩原 聡子さん、システムグループ 車 武松さん
ウェブサイト: https://altenergy.co.jp/

  • 事業内容:再生可能エネルギーの利活用サービスに関わるコンサルティング事業、サイバーセキュリティ事業、建設事業(EPC)、運用保守事業(O&M)、エネルギーサービス事業(PPA)